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重山文庫②

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重山文庫の『新村出宛書簡発信者一覧』には約3900人の名前が記録されています。国文学や言語学の研究者も多いのですが、「心の花」の歌人としても長く活躍した新村の元には「心の花」会員や、結社を越えた歌人・俳人達から書簡がよせられました。
「心の花」関係で、複数の書簡があるのは、久松潜一、前川佐美雄、村岡花子、富岡とし子、上田敏、吹田順助、五島美代子、九条武子、上田万年ら。
何通あるかは分かりませんが、目録には、バチェラー八重子や遠山光栄、栗原潔子、飯田恒治といった方々の名前もあります。
書簡は、入江さんが年代順に整理しておられるものが多いので、読むのに手間取ることは少ないでしょう。個人的には佐美雄の書簡を読んでみたく思います。
「心の花」の先輩達がどんな会話を新村出と交わしたのか興味を抱かれた方は、文庫を訪ねてみてはいかがでしょうか?
開館は週二日。月曜日と金曜日です。
今日の写真は、昭和31年11月京都へ帰る新村出と見送りに来た佐佐木信綱。熱海駅での二人です。(重山文庫蔵)


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重山文庫①

image2.JPGimage1.JPG広辞苑の編纂者新村出博士は佐佐木信綱の親友でもありました。
最近、佐佐木信綱の500通にも上る新村出宛書簡が新村財団にあり、書簡すべてが林大氏によって翻字され、翻字データがワードテキストにして残されている、という驚くような情報が、静岡県立大学の細川光洋さんから斎藤佐知子さんに伝えられました。
信綱の研究にとっては「お宝発見」です。さっそく京都の重山文庫(ちょうざんぶんこ)におうかがいして実際に拝見してきました。

長く新村出の秘書を務めてこられた入江貞子さんが、大量の書簡をほぼ年代順に整理され、番号をつけて、目録をつくっておられました。それをもとに、1997年3月から林大は書簡を複写し、翻字に着手します。翌98年6月には作業を終え、「佐新書簡」と名づけられた書簡はプリントして文庫に届けられました。84歳から85歳にかけての仕事です。
林の最終目標は、目黒の日本近代文学館が所蔵する新村から信綱にあてた書簡も翻字し、両者を合わせて鈴鹿の信綱記念館に納め、公開してもらうことでした。
なかなか最終目標の実現は難しいですが、翻字してある信綱書簡に関しては順次「信綱研究」誌上で公開していきたいと考えています。(敬称は略しました)

写真は、ていねいにファイルされた葉書。
遠藤邦基文庫長さんと入江貞子さんと記念写真。


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お知らせです

image1.JPGまだまだ先のことですが、6月25日新宿の朝日カルチャーセンターで親子対談を行います。
タイトルは「現代の恋の歌」。
恋の歌がどれくらい面白いか、危険か、ご興味のある方はぜひご参加ください。


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